?空室対策 〜広告の見直し〜
空室対策の第1歩は、空室の募集を広く多くの人に知ってもらうことです。 募集媒体として一般的なのは、
- 情報誌への掲載
- 建物現地の募集看板
- 不動産会社間で情報を共有する配布図面
- インターネット掲載
があげられます。
では、それらの媒体を使って募集広告の注目をあげる手法について考えてみます。
広告の基本は、その広告を読んだ人が、どうやったら行動へうつしてもらえるかを考えることから始まります。
多くの募集広告の中から、大家さん物件に注目し、「是非、内覧希望したい」と思わせるような広告でなくてはならないのです。
この関心を呼び込ませる広告表現は、物件のセールスポイントを熟知している大家さん自身が一番知っているはずです。
? キャッチコピーとボディーコピー
広告をみるとき、最初に目が行くポイントは、キャッチコピー(見出し)です。
キャッチコピーとは、「新築デザイナーズマンション! 賃貸入居者募集 限定1棟」などに代表される、閲覧者の注目を引くための見出しです。
次にボディーコピーとは、キャッチコピーで興味をもった閲覧者に対し、簡潔にその物件の最大のセールスポイントを伝えるフレーズです。
例えば「南向き3LDKオールフローリング」、「今話題のオール電化システム導入」などがこれにあたります。
以上の手順で、キャッチコピーで閲覧者の目を引きつけ、ボディーコピーにより物件への関心・興味を強く持ってもらうことです。
閲覧者の興味を引くキーワードを多く盛り込み、「是非内見してみたい」と思わせるようなフレーズで構成された広告にすることで、注目度をあげ、それにより内覧希望者を増やし、入居率向上へとつなげていけます。何より、物件を熟知している大家さん自身が広告を読んで、「是非内見したい」と思える広告であることが重要です。
? 写真・図面・挿絵(イラスト)
広告媒体を利用するにあたって、キャッチコピー、ボディーコピーとともに重要になってくるのが、活字以上に視覚に訴える写真や物件の詳細図面です。
「オールフローリングの明るい部屋」とかかれた記事の横に、陽光が差し込む美しいフローリングが広がるリビングの写真があったらどうでしょうか?
『収納多数』と書かれてあり、収納機能・場所がわかる間取り図があれば、閲覧者にとって納得・信頼のおける情報になりませんか?
また、若い女性にターゲットをおくのであれば、間取り図の横などにかわいいイラストなどを加えることで、物件への印象が多少かわってくるかもしれません。
大家さん物件は、大家さん自身が広告プランナーになることで、広く多くの人に関心を持ってもらうことができます。そして、広告媒体の中で、上記の方法をより効果的に、多くの情報を、しかも低予算で行えるのが、インターネットでの入居者募集広告なのです。
?空室対策 〜下見から契約交渉へ〜
さて、広告効果もあがり、下見の申し込みが入ってきました。
次に大切なのが、下見に来た人が「やはりこの部屋を借りたい」と思ってもらうこと。
これがうまくいけば契約交渉段階へと入るのです。
ここで参考になるサイトをご紹介!
『できる大家!空室対策1,000の知恵』
http://www.ooyasan-info.com/kuusitu/kuusitu_d.html
大家さんの心構えがわかります。
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